rpmforge のインストールと注意点
nagios とか標準のリポジトリにないパッケージを簡単に yum install するために rpmforge を入れた。
これはこれで非常に便利なんだけど、既存と同名のパッケージが rpmforge にあったりすると yum update 時に勝手にどこの馬の骨か分からんもので上書きされちゃうのも怖い。ないとは思うけど例えば、万が一、kernel のモジュールがアヤシイパッケージで update されちゃったら…
おちおち yum update できなくなっちゃう。
巷では yum-priorities 入れて、標準のyumリポジトリの方を優先させて同名の場合に上書きされないように、とかやってるみたいだけど、そもそも rpmforge リポジトリを使う頻度がそんなにあるわけじゃないし、やっぱり勝手に他のリポジトリを見に行くのは怖い、ということで明示的に指定した時だけ rpmforge リポジトリを見に行くようにした。
以下、備忘録。
■ インストール
# wget http://dag.wieers.com/rpm/packages/RPM-GPG-KEY.dag.txt # rpm --import RPM-GPG-KEY.dag.txt # wget http://packages.sw.be/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.2-2.el5.rf.x86_64.rpm # rpm -ivh rpmforge-release-0.5.2-2.el5.rf.x86_64.rpm # yum update rpmforge-release
まずは GPGキーファイルを取ってきて import する。
で、rpmforge パッケージを wget してインストールする。念のため yum update
この状態で
# yum install nagios-nrpe
とかすると、rpmforge を入れてない状態だと、そんなパッケージねーよ、と言われますが、さくっと nagios パッケージを見つけてインストールしてくれます。
■ rpmforge を無効に
冒頭の理由で、rpmforge リポジトリを勝手には見に行かないように設定しておきます。
# vi /etc/yum.repos.d/rpmforge.repo [rpmforge] ... # enabled = 1 ← デフォルトで有効(1)になっているので、無効(0)にする enabled = 0 ...
# yum --enablerepo=rpmforge install nagios-nrpe
などと明示的に rpmforge のリポジトリを使うことを明示すれば Happy。